LINEを利用したソフト闇金の解決・対処法は弁護士・司法書士に相談 ラインでの取り立てが増えている


スマートフォン利用者が増え、SNSアプリのLINEを使う闇金業者が増えています。

 

従来の闇金は、脅迫のような取り立てやガラの悪そうな人が対応する怖いイメージが先行していましたが、現在増えている闇金業者は以前の闇金業者よりも取り立てが厳しくないため、LINE闇金はソフト闇金とも呼ばれています。

 

しかし、取り立てが厳しくないのは消費者のためではなく、闇金業者が警察からの取り締まりを逃れるため、体裁を整えているからです。

 

LINEを利用した闇金業者は、「我々は闇金ではない」と主張したり、事務所の所在が明らかでないなど、昔の闇金とはいくつかの特徴が異なります。

 

しかし、本質的には従来の闇金と変わりなく、高利貸しや個人情報の露出というリスクがあります。

 

このようなLINE闇金問題も、弁護士や司法書士に相談することで解決への道が開かれる可能性があります。

 

本記事では、LINE闇金問題について具体的な解決策について紹介します。

 

LINE闇金とは


LINE闇金とは、その名の通り、LINEを通じて完全に申し込みから審査、そして返済までを行う闇金業者のことを指します。

 

物腰も柔らかく対応も丁寧な「ソフト闇金」が多いです。

 

全てLINEを通じて行われるため、非常に手軽にお金を借りることができます。

 

この特性から、「LINE闇金」と呼ばれています。

 

LINE闇金は非合法の業者であり、その事を十分に理解し、警戒する必要があります。

 

さらに、LINE闇金の危険性について深く知ることは非常に重要です。

 

金利は法外に高く設定されていることが多く、一度借りてしまうと返済のループから抜け出すのが難しくなります。

闇金の金利はとてつもなく高い


ソフト闇金業者が融資の対象として狙っているターゲットは以前の闇金業者と変わらず、自己破産者や中小消費者金融で総量規制を超えている人です。

 

従来の闇金業者よりも取り立てが緩くなったとはいえ、高金利で貸付をおこなっていることには変わりません。

 

返済の周期は主に7〜10日が一般的です。しかし、2週間や1ヶ月毎の返済を求める業者や、日ごとに返済を設定できるところも少なくありません。

 

闇金業者のホームページには、初めての取引に関する利率が表示されていて、多くは「1週間で20%、10日で30%」のような高利率で設定されています。

 

中には1週間で30%の利息を設定している場合もあります。

 

一週間で30%ということは、年利1,500%以上の利息です。

 

ソフト闇金と呼ばれることが多くても、金利の面では決してソフトではありません。

 

他に借りる場所がない弱みにつけこみ高金利を貸し付けるため、金利が安いと誤認させるような提案をしてくるのも手口の一つです。

 

借りる寸前で止まり一切借り入れをしていない状態であっても、取引が始まっていると難癖をつけてキャンセル料を請求することもあります。

 

何かにつけて金銭を搾取しようとする悪質性が、闇金業者に古くから共通する特徴といえます。

 

また、違法な手段による取り立てが行われることもあります。

厳しい取り立てが日常茶飯事


ソフト闇金の中には、一定の融通を利かせてくれる業者もいるのは事実です。

 

しかし、返済日前に「明日支払います」と伝えたにも関わらず当日に入金がないと、多くの取り立て電話がかかってくることが一般的です。

 

実際のところ、返済日を過ぎると、すぐさま職場などへ取り立ての電話をしてくるソフト闇金が増えています。

 

いくつかの業者は、返済日の前日に連絡がないだけで、即座に連絡を取ることもあります。

 

以下は、あるソフト闇金から送信された催促メールの実例です。

 

お前の周りのこと全部調べたぞ。
逃げようと思うなよ。
口座も凍結させて徹底的に追い込んだるからな。

 

このメールの内容は脅威的で、ソフトとは程遠いものとなっています。

 

最も重要なことは、闇金問題に直面した際は専門家の助けを借りることです。

 

司法書士や弁護士に相談し、即日に問題を解決することをお勧めします。

LINEをブロックしても意味はない


闇金業者からのLINE連絡は、ブロックにより一時的に遮断することが可能です。

 

闇金業者としては無視やブロックに対して反応が激化する可能性が高いため、これにより予想外の結果に繋がる恐れがあります。

 

連絡が取れなくなると、闇金業者は利用者の自宅や職場、あるいは緊急連絡先へと向けて「借金をして逃げた、詐欺である」といった事実無根の主張を広めることがあります。

 

これは闇金業者なりの報復行為であり、「逃げることはできない」という圧力を利用者に与え、お金を回収しようとする戦略の一部とも言えます。

 

そのため、LINEのブロックは一定の効果を発揮する対応策ではありますが、その前に必ず法律事務所へ相談し、専門家の指導を受けて適切に対応することが大切です。

LINE闇金は警察に相談してもよいのか


直接警察に被害届を出しても、事件性が立証されなければ民事不介入として警察は関与しません。

 

ソフト闇金業者からの悪質な取立てを解決するには、闇金に強い法律家に依頼することが重要です。

 

対応が柔らかくなっていても、法外な金利で違法な貸し付けをしている犯罪組織に変わりありません。

 

ソフト闇金のある系列からは、第三者への相談を抑止する目的で特定のメッセージが送られてくることが確認されています。以下はその一例です。

■ 実際に送られてきたメッセージ ■
ご注意ください。もし外部の第三者にこの事案を持ち込む行為があれば、確認済みの関係者や調査対象者へ直ちに事の経緯を通知し、返済の協力を求める手続きを進めます。

 

提供いただいた身分証明と写真、さらに家族の写真には、返済を求めるコメントを添えて、ご自宅周辺、職場、家族の勤め先、子供の学校付近などの公共の場所に掲示する手配を行います。

 

この作業は、当社の債務者がアルバイトとして実行しますので、必ず約束を守り、不義理をしないでください。

 

さらに、Facebook上の友人たちにも写真付きでメールを送信する予定です。友人のアドレスは既に確保しています。

 

上記の条件を理解して、取引を進める場合はご返信ください。よろしいでしょうか?

情報の取り扱いやメッセージの内容を調査したところ、この系列では似たような内容を、新しい取引を始める顧客へ統一して送っています。

 

この方法で、警察や弁護士、司法書士などの専門家への相談を抑制しようとしているのです。

 

闇金と縁を断ち切り完全に解決するためには必ず闇金問題に精通している弁護士や司法書士に相談しましょう。

 

闇金に強い法律家が動くと警察が操作に乗り出すことがあり、闇金業者側はリスクが生じるため、対象の顧客から貸付金の回収を諦める傾向があります。

 

闇金の無料相談なら下記の専門家が即日に対応してくれます。

LINE闇金の相談ならウォーリア法務事務所

代表司法書士 坪山正義

大阪司法書士会会員(第3831号)

簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(第1012073号)

宅地建物取引主任者

芦原空手初段

ウォーリア法務事務所は、全国の闇金被害者の即日解決サポートをしています。

 

司法書士事務所や弁護士事務所で闇金被害への対応が可能ですが、闇金業者との交渉には特殊な経験とスキルが求められます。

 

交渉が上手く行かないと、被害者への嫌がらせがさらに増えるリスクもあります。

 

ウォーリア法務事務所は、迅速かつ適切な解決策で警察と組んで対応します。

 

他の事務所で断られた案件にも対応しており、複数の闇金業者からの借り入れがあっても、対策可能です。

 

また、ウォーリア法務事務所は丁寧で親切な対応を心掛けているため、女性でも気軽に相談できる環境が整っています。

 

LINE闇金に対する対策を取りたい方は、ウォーリア法務事務所への無料相談をおすすめします。

費用:1件あたり 事務手数料 50,000円(税別)
後払いに対応
事務所:大阪府北区西天満
電話対応時間:完全無料

 

LINE闇金の特徴やよくある手口


実際にTwitterで「#個人融資」「#ブラックOK」「#お金借りたい」「#お金困ってます」といったハッシュタグを検索すると、多くの個人融資を勧めるアカウントが現れます。

 

さらに、ネット上には個人融資の募集を行う掲示板が多数存在しています。

 

これらのSNSや掲示板から、LINE闇金業者は人々を自分のLINEに登録させ、貸付から取立までを行います。

 

ソフト闇金は個人間融資を名乗ってSNSで利用者を募り、普段のやり取りをLINEで行い、取り立て時は非通知で電話をかけてきます。

 

また、LINEのIDが漏洩した個人情報に含まれていると、ユーザーが無意識のうちに直接融資の勧誘を受けることもあります。LINEでの個人情報の取り扱いには、十分な注意が必要です。

 

*このようなツイートに手を出してはいけません

 

こういったSNSアプリを使う闇金業者が増えた理由は、低コストで身元を隠すためです。

 

闇金業者が個人間融資を装う行為は、自らの摘発リスクを軽減し、また「闇金利用は恐ろしいが、個人間融資であれば利用を考えてみる」という考えを持つ潜在的な顧客を誘うための戦略であると推測されます。

個人情報を拡散される危険性がある

LINEを使ったソフト闇金業者の厄介な点は、LINEを通じた個人情報の悪用です。

 

LINEのIDを不特定多数が閲覧する匿名掲示板に掲載したり、何らかの形で詐欺組織に不正利用される場合もあります。

 

2次被害が広がる可能性がある上に、闇金業者がLINEアカウントを削除すると逃げ切られてしまうので、ソフト闇金業者はとても厄介な存在です。

 

借りパク

 

LINE闇金では、貸付け前に身分証の写真や、担保となる動画や画像をLINEで送信するよう要求する事例が多く見受けられます。

 

お金を速やかに借りたいという切迫した状況の中で、適切な判断が難しく、不適切な動画や画像を送信してしまうことがあります。

 

このような個人情報は悪用の対象となり、ソーシャルメディアで拡散されたり、償いとして公開されるという事例があります。

 

これは非常に重大な問題と言えるでしょう。

 

実際に、SNSでは「借り逃げ」や「詐欺師」などといった文言と共にLINEのプロフィール画像などが掲載されている事例があります。

 

このような状況になると、本名やLINEのプロフィール画像、背景がデジタルタトゥーとなり、ネット上に永続的に残る可能性があります。

社名をよく変更する

ソフト闇金は、だいたい6ヶ月から1年の間隔で社名を変更します。理由は業者に対する悪評が増加するためです。

 

その闇金業者をインターネットで検索すると、さまざまな口コミサイトが表示されます。新しい業者の場合、自ら作成したポジティブな口コミが目立つことが多いです。

 

しかし、業者の悪評、例えば「職場への催促電話があった」や「公表されている利率よりも実際は高い」などの情報が増えてくると、その業者はすぐに名前を変えて新たに営業を始める傾向があります。

銀行口座の買取を持ち掛ける


返済に困った際、業者に相談すると、銀行口座情報を提供するよう求められることがあります。

 

そして、「今回の支払いは口座提供で免除」という形で話が進められるケースが多いです。

 

闇金業者のホームページに、「金銭的なサポート方法を提案」といった文言があることがありますが、実際は口座取引をほのめかしていることが大半です。

 

大部分の闇金業者は、返済に関して銀行振り込みを希望します。

 

闇金が利用する口座は、第三者から不正に取得したものが多く、これらの口座は不正な取引が多いため、凍結されることがあります。

 

ソフト闇金が利用する口座は、怪しい取引が多いため、金融機関からの注意が及ぶこともしばしば。

 

そのため、業者は返済時の名義を会社っぽく見せかけるなどの方法をとります。

 

通帳やキャッシュカードを渡した結果、被害者が被害者本人が逮捕されてしまうケースもあるので絶対に応じてはいけません

銀行口座の売買は買う側、売る側ともに罪に問われます。また、売買された口座は振り込め詐欺(投資勧誘詐欺や還付金等詐欺など)、資金洗浄(ヤミ金融業者、マネーロンダリング)、ネットショッピング詐欺など、さまざまな犯罪で悪用される危険があります。

 

口座の売買・譲渡し(譲受け)は犯罪です。


正当な理由なく下記の行為を行った場合は罪に問われる可能性があります。

 

 

譲渡・貸与された口座は、振り込め詐欺などその他の犯罪に利用される可能性があります。

 

安易な気持ちが、犯罪を助長させ、自分自身が大きな犯罪に加担することになりかねません。

 

また、これらの口座が犯罪に利用された場合、譲渡していない他の口座も全て凍結されたり、今後新たな口座開設ができなくなるおそれがあります。

 

使わなくなった口座は銀行等へ返納しましょう。

 

また

 

・口座売買など上記の行為をしている人を知っている
・口座売買等を行っているサイトがある
・これらの行為を勧誘している人がいる

 

などの情報があれば、最寄りの警察署に通報してください。

引用元:大阪府警察

お金を借りていないのにキャンセル料を請求される

実際にはお金を借りていないのに「キャンセル料」として数万円の請求が来ることがあります。

 

例えば、オンラインでの申込みフォームに情報を入力しただけで、後から「取引が始まっているのでキャンセルする場合は料金がかかる」と言われ、お金を要求される場合があります。

 

これは明らかな不当請求で、悪質な闇金の手口と言えます。

 

「ソフト闇金」と名乗る業者でも、このような手法を使うところがあります。

 

本当は何も受け取っていないのに、お金を請求するのは不正な方法です。

 

このような業者は、取り立てるときに非常に強引です。

 

無理やりお金を払わせようとするだけでなく、嫌がらせや、職場への連絡など、厳しい手法を使うこともあります。

 

こういった闇金業者からの取り立ては特に厄介です。

LINE闇金の被害相談が増えている理由


近年、闇金業者は店舗を持たず第三者名義の携帯電話で営業をしています。

 

携帯電話は通信履歴を辿ると利用者が判明するので、警察が動けば携帯電話の強制解約や逮捕に繋がる可能性があります。

 

何度も携帯電話が使えなくなってしまえばその都度、第三者名義の携帯電話を準備するコストがかさむため、新たに携帯電話を準備しなくても利用できるLINEが使われています。

 

従来の闇金業者の場合は強引な取り立てが主流でしたが、LINEを使うソフト闇金業者の取立ては、まずLINEの無料通話と恫喝を踏まえたメッセージから始まります。

 

闇金業者からの着信通知が多くなるとスマートフォンを普通に使用することすら難しくなるので、業者側はその点も踏まえて圧力をかけてきます。

 

借り入れ申し込み時にLINEで本人確認として身分証を送っているので、個人情報をバラまくと脅されることもあります。

 

闇金業者からのLINEをブロックしてしまえば取立ての通知は止みますが、電話番号などを知っているため取立てが直接的なものになるかもしれません。

 

そうなると友人や職場へ取立てに来られたり、実家に迷惑がかかる恐れがあります。

まとめ

ウォーリア法務事務所は、LINE闇金の問題に専門的に対応しています。依頼された多くのケースは、すぐに平和的に解決しています。

 

近頃、LINE闇金から「お金を返さないと家に来る」や「近所に警告のビラをばらまく」と脅されるケースが増えています。

 

また、第三者が介入すると厳しい報復を受けるとの脅しもあります。

 

しかし、弁護士や司法書士との相談を通じて、案外スムーズに問題が解決するケースが多いのが現状です。

 

強硬な態度をとる業者でも、専門家が介入することで落ち着いた解決が期待できます。

 

もしもLINE闇金の問題で悩んでいるなら、早めにウォーリア法務事務所に相談してみてください。。

LINE闇金の相談ならウォーリア法務事務所

代表司法書士 坪山正義

大阪司法書士会会員(第3831号)

簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(第1012073号)

宅地建物取引主任者

芦原空手初段

 

 

項目 内容
事務所名 司法書士法人 ウォーリア法務事務所
司法書士 坪山 正義
会員番号 大阪司法書士会会員(第3831号)
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(第1012073号)
所在地 〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目10番4号西天満法曹ビル701号室
設立 2013年4月
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■参考サイト

経済産業省

日本弁護士連合会

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日本司法書士連合会